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 テンペラの種類と特質 (1)エッグテンペラ


歴史的には卵白や卵黄をバインダーとしたという記述が11世紀頃の文書として残っているようですが、作品として現在見られるものは、卵黄をバインダーとした「卵黄テンペラ」が中心です。

板の上に石膏下地を施し、卵黄のバインダーで顔料が混ぜられ、絵具として塗られました。
宗教的荘厳のため、金箔を背景に使った作品も多く「黄金背景テンペラ」とも称されています。



バインダーの処方を再現した一例は、次の通りです。

卵黄 1個分(通常サイズでは20ml)
食酢 小さじ1杯(約 5ml)
小さじ3杯(約 15ml)


「荘厳の聖母」
ジョット・ディ・ボンドーネ



卵黄テンペラの特質

・水に溶けて、乾くと水に侵されない。
・速乾性である。
・技法上の制約を受ける。ぼかしはハッチングで行う。
・絵具の被覆力が弱い。鮮明で深い。下層の影響大。重色効果。
・厚塗りができない。厚いと亀裂する。
・構図の変更ができない。計画的描画が必要。
・変色しない。5~600年以上経っても美しいまま。




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(2)ミックステンペラ」



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