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岩絵具って?
その名のとおり様々な色の鉱石を砂状に砕いた絵具です(朱は水銀と硫黄の化合物、胡粉は貝殻を砕いたものです)。
水の中で攪拌して、沈殿する速度によって1番〜15番、白番までの何段階かに振り分けます(分子番号)。番号が若いほど粒子は粗く色は鮮やかに、番号が大きくなるほど細かく白っぽくなります。一般的には9〜12番くらいが多く使われているようです。
現在では高価な天然ものにかわり人工の新岩絵具が主流です。これは発色、耐久性ともに天然ものとかわりません。
膠(ニカワ)は何に使うの?
岩絵具はチューブ入りの他の絵具と違って、それだけでは定着しません。
そこで接着剤となる膠と混ぜてから使うことになります。動物性なので腐りやすく、水で溶いた場合冷蔵庫で保存します(4〜5日が限度)。
市販の膠液は防腐剤が入っているので常温でも長持ちします。