−油絵教室−
【研究編】マチエールに及ぼす主要因
- 油絵具のマチエールに及ぼす主要因子 下地 ■吸収性 吸収性地 (白亜地など) マットになり易い。乾燥が早い。 半吸収性地 (エマルジョン地) マットになり易い。乾燥が早い。絵具の乗り良…
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【研究編】シッカチーフについて
- ●油性色材におけるシッカチーフ概史 塗料関係の文献によると、乾性油の乾燥剤として金属酸化物が使用されるようになったのは16世紀の終り頃であるという。まず酸化鉛(PbO, Pb3O4)が使われ、次…
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【研究編】地塗りと技法について
- 絵具というものがしっかりと確立された時代、中世絵画の彩色方法には、生乾きの漆喰壁に直接水で溶いた顔料を塗りつけ、壁が乾く過程での化学反応を利用して定着させる『フレスコ』の技法と、顔料に「糊」を加え…
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【参考編】ジェッソ下地で表現幅を広げよう
- ●クサカベ ジェッソの効果 1.あらゆる下地に対応 油絵の表現領域を広げよう。 キャンバスやボードなどの既製下地以外の支持体に油絵具での表現を可能にする。 板や紙はもちろん石や…
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【参考編】ジェッソで下地を作ってみよう
- クサカベ ジェッソ 現代的地塗り材。油彩に適したジェッソ。ジェッソは便利、でも油絵との相性が不安だという人に使って欲しい。 油彩画に適したジェッソです。 …
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【参考編】短時間で描くには
- スケッチや、受験制作、時間制限のあるポーズ画を描く場合など、とにかく速く描きたい場合は、超速乾メディウムを使用します。 超速乾メディウムクサカベ 【特徴】 ・…
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【基礎編】グラッシの基本
- グラッシは、油絵画発祥の時代から油絵具独特の表現技法として今日まで至っています。チューブ絵具が開発された19世紀以降、厚塗りに表現の中心を奪われた感がありますが、画面に潤いと透明感を与えるテクニ…
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【基礎編】下塗りの基本
- グリザイユ 白黒の明暗で描く方法。このまま作品とするより、油絵具で彩色するための下塗りに効果的です。 ●シルバーホワイト+ピーチブラックの明暗 カマイユ …
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【基礎編】ホワイトを使い分ける
- ホワイトには、主要なものが4種類あります。油絵具のホワイトは、他の色彩色と混ぜて明度を上げることにも使われますが、画面を構築する素材としても重要で、どの工程でどのホワイトを使うかを知ることは、表…
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【基礎編】画用液の使い方と効果
- 画用液には、素材・溶剤・調合油があります。それぞれの目的と使用法を理解することが、油絵具の表現の幅を広げ、丈夫で健全な油絵作品を作ることになります。 以下の表に、求める表現を得るために使用さ…
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【基礎編】画用液の種類
- 主な画用液の種類と概要を簡単に説明します。 画用液の効果は、油絵具の表現を幅広くする可能性を秘めています。色彩(絵具)の研究とともに画用液の使い方についても研究と工夫をすることは、オリジナリ…
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【入門編】色の表現方法
- 油絵具の塗り方は極めてたくさんあります。作家のアイディアしだいで作品の表情はさまざまに変化します。 混色 油絵具は、自由に混色できます。オリジナルカラーをそのまま用…
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【入門編】色の作り方
- チューブから出した色以外の色の作り方には大きく分けて3種類あります。 混色 絵具と絵具を直接混ぜる方法です。青と黄を混ぜて緑を作るような場合をさします。これを「混色…
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【入門編】基本的な制作工程
- ここでは、最も基本的な静物画を描くことを念頭に、用具と材料の使い方を概説します。 モチーフ モチーフ台、モチーフ類 モチーフは、気に入ったものを使えばいいのですが、形…
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【入門編】筆の洗い方
- 一般的な筆洗方法 まず、筆についた油絵具をボロきれで拭き取ります。これを怠ると、すぐにブラッシクリーナーが汚れてしまいます。 より、完璧を期すなら、一度ブラッシクリ…
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【入門編】絵具の並べ方
- パレットに絵具を並べてみましょう。 写真の上は、多く使うホワイトを中心に左に土系の色を、右に青から赤へ虹の色のように並べました。風景画などを描くときによいでしょう。 写真の下は、暖色系の…
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【入門編】道具を揃える
- 油絵を描くためには、最低限揃えなければならない独特な用具があります。 初心者にとって使いやすく有用な用具について説明します。 油絵具 10〜12色程度の初心者…
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